時間の流れは同じではないようです

先週、叔父が急逝しました。

寝室に来ないことを不審に思った叔母が様子を見に行ったところ

意識を失っていたそうです。

 

よく「時間は平等だ」と言います。

でも、それは少し違うようです。

私は寝るときに明日の朝が来ないかもしれないなどと考えません。

(小さいときはたまに考えて怖くなったことを思い出しました)

そしてぐっすり眠っている間に

叔父の時間は止まっていました。

私にとってのその瞬間は次につながる一瞬でしたが

叔父にとっては人生を終える一瞬でした。

 

 

テレビではガンや糖尿病など

命にかかわる病気の予防や対処法を伝える番組が花盛りです。

人生の幕を如何に降ろすかを提案するビジネスも、活況を呈しているようです。

 

でも、一番考えなければいけないのは

今をいかに大切に精一杯生きるか

と言うことなのではないでしょうか。

難しいけど、大切な課題。

最後の一瞬をどう迎えたいか

と考えられるのは、最高の幸せなのかもしれません。

 

合掌