聞こえてくる虫の鳴き声に季節を感じます

先週まではセミの鳴き声と秋の虫の鳴き声が入り混じっていたのに

すっかり秋の虫の鳴き声ばかりになりました。

たまにセミの鳴き声が聞こえると、出遅れたのかと心配になります。

自分みたいだと思っちゃうんですかねぇ。

 

今年はコロナウィルスのせいで

気持ちが落ち着かないまま秋が始まりました。

ゴールデンウィークには夏までには収束をと願い

夏には秋の観光シーズンまでにはと収束を願いましたが

なかなか出口は見えてきません。

ワクチンの確保に乗り出したと言われても

今回のように欧米と日本では流行の仕方も違う上に

副作用の報告がある海外製ワクチンを

国内で臨床試験も行わない状態で使用するとなると

どんなリスクがあるのか、ちゃんと公開されるのか不安が残ります。

インフルエンザのように当たり外れがあったり、

すでにウィルスが変異していたら効果があるのか

考えだしたらきりがありません。

やはり、情報を収集して

自分はどうするのかを考えるしかないのでしょうね。

 

 

東洋の養生では、秋の乾燥は肺に負担がかかると考えられています。

(ここでいう肺は、臓器としての肺と同じではありません)

肺の調子が良くないと風邪の諸症状が現れます。

コロナウィルスもインフルエンザも

大雑把にくくると、風邪のなかに入ります。

今の時期は梨や柿、ブドウなどの旬の果物や

酸味や甘みのある食材を取ると肺に潤いを与えることができると考えます。

秋の味覚を食事にとりいれて、身体をいたわってあげるのが

私たちにできる身近な予防でもあります。

ちなみに、辛いものや刺激物は身体を乾燥させるので控えると良い

そうですが、この2週間、

なぜか無性にキムチが食べたくて一日おきに食べちゃいました。

心の欲求には勝てなくて…

 

近頃はお店に行っても旬がわかりづらくなっていますが

お値段の安さやポップを見て旬のものを

そして美味しいもの、身体が喜ぶものを適度にいただいて

これから深まる秋に備えましょう。

あっ、ちょっとはウェイトにも気をつけますかね(笑)