あっという間に夏至が来ました

いつもとはだいぶ違う日常をなんとか送っていたら

もう今日は夏至だそうで、ちょっとびっくりです。

毎年思うんですけれど

夏至というと真夏のイメージがありますが

じつは梅雨の真っ最中なので、

一年中で一番日が長い

と言われてもピンと来ません。

 

私にとって6月は

家族の誕生日と命日がある月で

時期はボーっとしていると

過去のいろいろなことが頭をかすめます。

季節の変わり目でもあるので

例年体調を崩しがちで、

一年のうちでも特に気を付けるようにしています。

 

中国医学では日照時間が長い夏至は「陽極まれり」といい

お日様のエネルギーが一年で一番高まっていると考えられています。

今年の春分の日から夏至まではコロナウィルスの自粛宣言で

新緑の気持ち良さを味わうことがなかなかできませんでした。

それでも季節は廻って

食べたくなるようだった柔らかい緑は

日陰を提供してくれるほどに力強く

枝ぶりを伸ばしてくれています。

 

これから少しづつ日が短くなって

秋分の日に向かって陽と陰が同じになる頃には

コロナウィルスで変わった日常と

うまく付き合っているようになっていると思います。

陽のエネルギーが落ち着いていくように私たちの心持も落ち着き

コロナウィルスも収束してくれることを願わずにはいられません。

去年までの経験だけでは乗り切れない夏

少し用心して、

楽しい毎日を過ごしたいですね。