矛盾ではなかったんだ

私はどちらかと言えば理性的ではなく

情緒的だと思います。

 何か物事が起きるとその理由を感情的に処理する傾向があります。

出来事の原因を考えるより

自分のその時の感情にフォーカスするとでも言いましょうか。

 

個人の性格もありますし

育った環境もあると思います。

赤ん坊の頃、熱を出した私に

同居していた老女はお札を飲ませようとして

東北の山間部出身の母を慌てさせたそうです。

江戸時代の話ではありません、昭和30年代の話です(笑)

バチが当たるとか、お天道様が見ているよ

などなど、非科学的な物言いが日常会話に自然に使われ

行動と心理状態を結びつけて考える習慣が身についていったと思います。

 

理性的と情緒的

なんとなく、相反する考え方のように思っていたのですが

今朝の一つの出来事のおかげで

自分の中にこの2つの考え方は矛盾する事なく

存在している事を教えられました。

 

私は以前から臨済宗のお寺で御念珠をいただいています。

その御念珠が今朝、切れました。

形あるものですから壊れることに不思議はないのですが

ここ一二年、同じ時期にいただいている家族の御念珠は問題ないのに

私のだけが壊れます。

「何か悪いことから守っていただいたんだ」と、その度に思います。

特に今朝は惑星直列の7月4日の朝ですから

余計に「これで済んだら良いのでけれど」と思いました。

その一方で「ゴムが劣化したんだ」と冷静に判断している自分もいました。

当たり前、と思われるかもしれませんが

これまでは切れたことにオロオロする私に

家族がかけてくれていた言葉でした。

それが今朝は私の中から自然に出てきた。

 

大袈裟と思われるかもしれませんが

私の中で物質的なものへの思考と

見えない力に包まれる感情が合体した瞬間でした。

あるがままに事実を見る目と

見えないものに寄せる思いをは矛盾しているわけではないんですね。

私の中に両方あったんだ、新しい発見をした朝でした。

 

f:id:yururakudeikiyou:20200704162213j:plain

守ってくださって、ありがとうございます

 

 

.