ささやかな違和感を無いことにしない
レジ袋が有料化になって一ヶ月が経とうとしています。
私はケチなので😊、随分前からエコバックを持っていました。
お店によっては値引きしてくれるところもありましたからね。
お買い物の楽しみは、思いがけない物との出会いですが、油断すると持参のエコバックに入りきらず、レジ袋を購入することになったりします。
こんなところも‼️と、驚いたのは薬局です。
私は漢方薬を利用しているので一度に一ヶ月分処方してもらうので結構かさばります。
エコバックを持っていなくて(というか、想像もしていなかった)
でも、ビニール袋を買うのも嫌ですぐ近くを良いことに、抱えて帰りました。
紙の薬袋(処方箋って書いてある袋)代わりの透明なビニール袋には入れてくれたのでなんとかなりました。
薬は一包ずつ包装されていても薬価に含まれていて、小さなレジ袋が有料って、なんか変じゃない?
と言って、人件費が1番高い現代で、昔のように薬包紙に薬を一つ一つ包むのも高くつきそうだし…思考がグルグル、グルグル。
焼鳥屋さんは防水加工の施された紙袋に入れた後、店名の入ったビニール袋に入れてくれましたが無料でした。
お惣菜屋さんは、以前は自分で器に入れるスタイルでしたが、コロナ以降すべて小分けされています。
以前は本体は紙?で、蓋だけプラ容器でした。
きっと、長時間置いておくと問題があるのでしょうか、今はプラ容器になっています。
何種類か抱えてレジに行くと小さな張り紙が
「そのレジ袋、本当に必要ですか」
レジ袋とプラ容器。本当に必要なのはどっち?
「そんなこと言うなら、買うな」という話は置いておいて、本当に環境問題に取り組むならレジ袋有料なんていう小手先見せかけの対策で良いのでしょうか。
海の日には海底に漂うレジ袋や海辺のマイクロプラゴミが、色々な番組で取り上げていました。
でもこれって、有料になったら解決するのでしょうか。
ゴミを捨てないっていう、当たり前はどこ行っちゃったんでしょう。
モラル以外にも、今月だけでもあちこちで起きた河川の氾濫。
下流の海にどれほどのプラゴミが流されていることか。
小さなことの積み重ねの大切さはわかっていますが、グランドデザインをしてくれる人がいなければ、大きな成果に結び付けることは難しいはずです。
誰かの徳になるとか、忖度とか、止められないんですかねぇ。
そんなことを言っても無駄だよ!
という声も聞こえますが、こういう違和感を無いことにしないで、ちゃんと言葉にすることが大切だと思います。
とは言え、今の私にできるのはエコバックを持ち歩くこと。
もう一個、リュックに入れておくことにします。