寒露どおりの冷たい雨
寒露の朝、東京は冷たい雨に覆われています。
草木も冷たい雨に濡れる頃を指すそうです。
カンロ飴のカンロでもなく
お釈迦様が生まれたときに降った甘露でもありません。
(ちょっとクドイ(笑))
二十四節気が定められた頃は今と違って旧暦。
寒露とは旧暦9月の節気で現行暦だと10月8日にあたるそうです。
今日はピッタリですね。
この時期は晩夏から秋へと季節も変わり
体調を整えるのに気を使います。
少し薄着でこれから来る冬に備えると良い
と、漢方養生では言われます。
そういえば若い頃は、いつまでもブラウス一枚で過ごして
周りから見てるだけで寒い、と言われました。
気がついたら年齢が重なっていて、ある年に風邪を引き
自分の年齢を実感した瞬間でした。
ちょっとショックだったなぁ。
春は人より早く、秋は人より遅くまで薄着が好きだったのは
冷気を肌に感じるのが心地良くて
気分がシャキッとする気がしたからです。
ふと思いましたが、そうでもしないとシャキッとしなかったのかも(^^;;
私が子どもの頃は山手線の内側でも
冬になると外の水道管が凍ることがよくあった気がします。
温暖化の今は、そんなことも減っているでしょうね。
もっとも、今時は外の水道管で顔を洗う人も少ないでしょうけれど。
冬が寒いから春の温かさがうれしい
四季のメリハリがある日本に住んでいるからこそ
味わえる楽しみがあります。
でも、日本の四季が少し変わってきている気がしませんか。
台風が増えて、亜熱帯地域になったんじゃないか
などという人もいます。
その理由が地球温暖化にあるのか
地球温暖化は良いことか、悪いことか
科学者の意見も分かれています。
温室効果ガスの排出を抑えるために始まったマイバック運動。
あっという間にマイバックを持つのは当たり前になりました。
レジ袋を止める前にやることがあるはずじゃないか?
とは思いますが、急に無理をすると息切れがしますから
日常生活の中でできることから一つずつやって
次の世代に日本の四季をあじわう幸せをしっかりお渡ししなくては❣️
そう思ったら、今日の肌寒い雨も趣きが違って見えますね。