コロナで気づいた のんびり料理でゆとり発見
コロナのせいで自宅で過ごす時間が増えて
これまでとは違う時間の過ごし方に関心を持った方
多いようです。
家族全員うちにいるから、三食作ることになって困った方
給食がなくなってお弁当作りに奮闘することになった方
我が家は最初の２か月くらいは家人も在宅の日があって
お昼づくりがちょっと、ねぇ。
働く主婦は、いかに効率よく家事をこなすかを常に考えている、
といっても良かったと思います。
家電メーカーや食品メーカーも
いかに家事の時短につながるかをアピールしてきました。
ところが、
在宅勤務になると話は変わってきます。
一日中（もちろん仕事はしていますが）家にいる訳です。
そのせいで男女を問わず、料理やDIYに目覚めた人が多いとか。
私は料理好きなので、いろいろな動画を見ました。
そんな中で、私の料理感をひっくり返される動画と出会いました。
その方はプロではないのですが
料理人のもとで修業経験もあるそうで
美味しい食への独自の考えを持たれていました。
コロナ前の私の週末は
一週間のお弁当作りと副菜づくりにほとんどの時間を費やしていました。
今以上に早起きしてお弁当作るのは無理だし
帰宅したらなるべく早く食卓を整えて
寝る二時間前までに夕食を終わらせるには、
メイン以外は器に盛るだけにしないとならないし。
書いてるだけなのに気ぜわしいですねぇ（笑）
そんな感じですから、いかに時短で調理できるかが
私の料理の主眼点といっても良かったかも。
調味料はすべて混ぜて投入、
フライパンやお鍋の中を頻繁にチェックして
早くできないかばかり気になっていました。
ところが、動画の中で語られているのは
昔教わったように調味料を順番に入れて、味を含ませる。
やたらと動かさない、音や匂いで料理の進み具合を感じる。
私がすっかり忘れていたことばかりです。
試してみると意外な発見ばかりでした。
調味料を含ませている間に洗い物は終わらせられるし
眼や耳や鼻を効かせておけば、コンロにへばりつく必要はないから
次の料理の下ごしらえの時間もできる。
やたら食材をいじらないから、フライパンの温度が一定に保たれ
火どおりが速いようにも感じます。
だからといって急に料理が上手くなったわけではないのですが
料理するときの「さーやるぞ！」みたいな気持ちがなくなって
「やりましょうかねぇ」という、のんびりした気分で取り組めます。
段取りが少し良くなったせいで、時間にゆとりも出ました。
（料理上手さんにはどれも当たり前なことなんでしょうけれどね）
ほんのちょっと意識を変えただけで
こんなにゆとりがでるなんて、思ってもいませんでした。
これって、料理の話に限らないですよね。
残念ながら今のところ、他に展開はできていないんですけれど(-_-;)
同じ２４時間なら、ゆったり使える時間を増やしたいものです。
得した気になりますもの！
