地球のダイナミクスに沿うしかない

関東地方は雷雨です。

我が家でも落雷の凄い音が聞こえました。

どこに落ちたのか気になります。

子供の頃、お風呂に入っていたら近所に雷が落ちて

周りが凄く明るくなったのを思い出しました。

 

昨夜はストロベリームーンと呼ばれる

夏至前の満月という事で、外に月を眺めに出ましたが

あいにく雲の向こうに霞んでいました。

まぁしょうがないですよね、

天気に文句を言っても始まりません。

 

雷雨が近づく空を見ながら、思い出した事があります。

40年以上前、上高地で嵐に会いました。

二泊三日の2日目から嵐に見舞われ

宿泊施設に缶詰。

翌日、交通機関が再開するというのでバスターミナルに。

再開を待つ人で駐車場は埋めつくされていました。

嵐がさった後の空は抜けるような青空で

雲が凄い速さで流れていくのを寝転びながら見ていました。

その時一緒だった会社の同僚2人は既に雲の上に旅立っています。

 

大学の地質学の授業でハワイ島が一年に数ミリずつ日本に近づいている事

磁気が逆転していた時があった事を知り

ある意味で諦めがつきました。

そんなダイナミックな地球の動き

たかが人間に止められないですからね。

 

ウィルスにしても気候や地殻変動にしても

人間にできることには限りがあります。

だからといってやる前から諦めては

先に旅立った人に申し訳ない。

そんな事を思いながら、空を眺めていました。

思い出したよ、忘れていないよ。

友に声をかけました。

 

私たちはこの偉大な地球の上で生かさせて頂いているのですから

地球の声をちゃんと聞かなくては

地球に見捨てられてしまいますね。