身体から出るパワーを信じて

緊急事態宣言が出された期間、在宅時間がいやでも増えました。

こんな書き方は、在宅できない方々には申し訳ありません。

おかげで私たちの日常は少しの不自由さだけで過ごさせていただけました。

ありがとうございます。

 

在宅時間の過ごし方に家の掃除のほかに

料理する時間が増えた人は多いようです。

外にいたら外食やお弁当を買っていた昼食も

自宅にいたら作ろうかなぁという気にもなりますよね。

誰かの作ってくれた料理には文句をつけても

自分で作ったら思い通りじゃなくても、

ねぇ、文句を言うわけにもいきません。

 

マスク不足が社会問題になっていた頃

使い捨てマスクは家計の圧迫にもなるので

せめて週末用にとはじめた手作りマスクは

夏用のダブルガーゼを入手して今も続けています。

なんで、作ろうと思うんだろうと少し考えたら

子どものころにお出かけ着や浴衣を母が作ってくれて

それが当たり前で

自分でも様々なものの手作りに費やしてきた時間があって

それがこの非日常に直面して、

「作ろうよ」と声をかけてきたのかなぁと思います。

久しぶりの針仕事はなかなかはかどらず

笑いも出ないほどの不揃いな針目など

心が折れそうでしたが、少しづつ手が思い出し始めています。

 

ようやくカラオケが営業再開されるというニュースは

本当に心待ちにしていました。

もちろんカラオケがなくても歌は歌えるんですけど

大きな声は近所迷惑を考えるとだせません。

その点、カラオケルームなら好き放題です。

歌はほとんども人が持っている楽器です。

大きな声を出したら、内側からパワーがみなぎります。

 

テレワークやリモートワークが広がりを見せ

三蜜を避けるためにとサービス業にAI搭載のロボットが導入されたり

ウィズコロナの世界では、人とのつながり方を見直す必要がある

そんな話を聞きます。

感染症対策という視点からの必要性はその通りです。

それでも、そんな世の中だからこそ

自分の身体を使って何かを作り出すことは

自分の内側にあるパワーを引き出してくれると

私は信じています。

上手いとか上手くないとか全く関係はない。

私たちの先祖がずーっと続けている営みです。

そして次につなげていく営みです。

身体を使って、何かを作り出す喜び

あなたにも是非感じてもらいたいです。

 

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少しでも涼しいように工夫中