今って、秋よねぇ…
朝晩の冷え込みが増して、北の方では露が霜に変わる頃。
冬への入口はすぐそこですね。
今朝の東京都心部は薄雲でしたが、
昼間の雨は肌寒いような暖かいような、
人によって感じ方が違ったのではないでしょうか。
私はなんとなく肌寒く感じて、今晩はおでんに決まりです。
我が家は朝が早い方なので、
朝カーテンを開けても周りは暗いままです。
私が家を出るころはもう明るいのですが
今朝のように天気が悪いと、まだ街頭がついたままでした。
朝一番に見る景色が暗くなると、「冬が来る」と感じます。
少しくらい気温が高かったとしてもね。
地下鉄を降りて地上に出ると不思議な空が広がっていました。
曇り空に違いないのですが雨雲が浮かんでいるわけでもなく
ところどころにはうっすらと青空を感じさせるところもあり
これから晴れるのか、どんどん曇っていくのか…
なんだかなぁ、と思ってしまいました。
湿度が高いせいで街路樹の匂いが心地よく
私がお散歩している時間帯はまだ車も少ないので
マスクを外して思いっきり吸い込みました。
落葉樹の葉が少しずつ色を変えはじめて
目でも季節を感じられます。
ところが、庭園で不思議な景色を見かけました。
まもなく葉を落とそうとしているハナミズキの横に
まるでやわらかい新芽のような葉をつけた常緑樹。
そういえば、この庭園もこの先の公園にも
ツツジが少し花を咲かせています。
東京都心部は車の往来は多いし
高層ビルも多くて、あちらこちらからお日様の反射もあります。
少し気温が高いのでしょうが
やっぱりツツジは春に咲いてもらいたいし
黄緑の美味しそうな葉っぱも春先に見たい。
この現象が温暖化と関係あるのだとしたら
私たちに残された時間は短いのかもしれません。
四季を守るのは、私たちの仕事ですね。