いつもと違う一年 でも今年もあって良かった♥
昨日の天気予報では今週末は小春日和だと言っていました。
小春日和に期間があることを初めて知りました。
当たり前ですけど、知らないことばかりです。
ということは
まだまだ楽しいことに巡り合えるということですよね。
なんだか嬉しくなりました。
コロナの影響で、今年はどれほどのイベントや恒例行事がなくなったことでしょう。
明日11月15日は七五三。
もう何年も前からお仕事の都合に合わせて早めにお参りする人が増えていて
いつが七五三だかわからなくなっていました。
土日に当たるの、久しぶりじゃないかなぁ。
もっとも、我が家には関係ないんですけどね。
我が家にとって年末前の恒例行事の一つに酉の市があります。
もう何年前か忘れてしまいましたが、最寄り駅にお酉さまがあることを知り
お参りに行くことにしました。
行ってみると人出は凄いし、
あたり一帯は通行止めで屋台目当ての人でひしめいていました。
せっかくお参りしたのだからと、軽い気持ちで小さな熊手を購入。
「一年一年大きくしてくんだよ」とお店の人に言われましたが
ビジネストークとその時は軽く受け流しました。
その後一年、波乱万丈の年の多い我が家としては穏やかに過ごせて
「熊手さんのおかげか?」と思い(単純ですいません(^-^;)
それから毎年、熊手を買い替えています。
我が家の大きさの関係で、途中から大きさは変わっていませんが
それでも毎年、露天商の頭の元気な顔みたさもあり
お酉さまに通っています。
ニュースで今年は手締めで大きな声は出さないようにとかいろいろ言われていました。
HPでも屋台は取りやめ、神楽も取りやめと寂しいアナウンスばかり。
お参りに行ったのが午前中だったということもありますが
実際の人出も例年からみたら本当に少なくて…
屋台目当ての人は、来る意味がありませんからねぇ。
熊手は手作業でくみ上げています。
我が家が求める手書きのお面を書く人も少なくなっているそうで
「あと何年かは大丈夫だと思うけど」と聞いて安心しました。
熊手だけではなく羽子板や達磨など
一度作る人が少なくなったら戻すのは大変だと思うんです。
AIやロボットが簡単にできるようにはならないし。
伝統工芸と呼ぶかに関係なく、こういう文化は途絶えさせたくない。
今年の熊手には疫病退散・無病息災の札が増えていました。
頭の元気な顔も見て
「家内安全、商売繁盛」と手をしめてもらい
それなりに無事に過ぎた一年を実感しました。
本当に大勢の人を苦しめているコロナを吹き飛ばして
幸いをみんなにかき集めてほしいです。
来年はもみくちゃにされそうなほどの賑わいのお酉さまになりますように。