好きなものを好きなように それが一番ね

昨日、ベランダの外を紋黄蝶が飛んでいました。

季節外れの暖かさに勘違いしてしまったのでしょう。

気温は下がってきているい、仲間は飛んでいないし

「なんだ?」って思ってるんじゃないかなぁ

あの、蝶々。

 

先日、NHKの音楽番組で

宮本浩次さんが岩崎宏美さんの「ロマンス」を歌っていました。

それは、私の知っている「ロマンス」とは全く別の「ロマンス」でした。

この曲がヒットした頃はテレビの音楽番組がたくさんあったので

一日に何度も見ていましたし、

自分でもカラオケで歌ったりしていました。

私の脳内には岩崎宏美さんの歌っている映像が刷り込まれていますので

この歌はこういうふうに歌うものだと思いこみ

まるでそれが正解で、

近づくのが良いことだというように歌っていました。

ところが宮本さんにはそれがない。

この時の宮本さんのロマンスは

主人公が女性か男性かもわからないほどダイナミックで

純真な気持ちを歌っていると思っていた歌詞が

攻めに攻めてる肉食系女子の歌に聞こえました。

 

宮本さんはカメラワークなんてまるで気にしていないようで

画角から外れるカメラマン泣かせですが、

それをカメラマンやディレクターも面白がっているように私には感じられて、

観ているこちらが嬉しくなります。

 

この様子を見ていて、思い込みは必要ないんだなぁとつくづく思いました。

 

こういう時、以前の私なら「宮本さんだからよね」で終わらせていました。

でも今は、少し違います。

やるかやらないか、ただそれだけだと思えるようになりました。

できるかできないか、上手いか下手かは結果です。

やらなければわかりません。

 

どんな原因でか、何時かはわかりませんが

生まれたからには終わるときが来ることだけは決まっています。

せっかくなんですから、好きなものは好きなように

やりたいことはあきらめずに

楽しく毎日を暮らしていきたいですね。

せっかく蝶々より長い時間を与えられているんですから。